会長あいさつ

就任あいさつ

喜多方市社会福祉協議会長 齋藤 勇

このたび、役員改選にあたり令和3年6月23日に開催されました理事会において、会長に再任されました。2期目の就任となりますが、難しい福祉環境の中、その職責の重大さを痛感しており、気を引き締め事業の運営にあたってまいる所存です。

さて、近年、少子高齢化の急速な進行、核家族化や単身世帯の増加、更には地域コミュニティの機能低下などに加え、児童や高齢者、障がい者に対する虐待、生活困窮世帯の増加など福祉を取り巻く環境が複雑多様化し、福祉ニーズも多岐にわたっております。また、コロナ禍により地域の数多くの活動が制限されたり、健康不安から参加を控えるなど大きく変容しております。

特に、昨年より新型コロナウイルス感染の拡大により、先の見えない不安な状況が続いておりますが、本会では離職や休業、収入の減少など生活に不安を抱える多くの方に対しての生活相談や、新型コロナウイルスに関連した特例貸付資金等の受付などの対応を行い、相談者の生計維持、生活再建等の支援に努めているところです。

こうした状況の中、本協議会は地域福祉を推進する中核的な民間福祉団体として、「誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり」の実現に向け、地域の皆様が抱える福祉課題の解決に向けた取り組みを推進しており、コロナ禍にあっても市民の皆様と共に創意工夫しながら、福祉活動の推進、継続を図り、より一層市民の皆様の負託に応えられるよう、役職員一丸となり、その使命を果たすため、精一杯の努力を重ねて参ります。

今後とも、市民の皆様のご理解とご協力、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げ、就任にあたってのあいさつといたします。

(令和3年6月23日)